ベーシックインカムはばらまきなのか?

国が国民に対してお金をあげる制度ができると国民からは「ばらまきだ! 選挙対策だ!」と批判されることもあります。ベーシックインカムはばらまきに該当するのでしょうか?

そもそも「ばらまき」って何?

ここでいう「ばらまき」とは簡単に言うと「お金を国民にばらまく」ことを指します。難しく説明すると「放漫財政」とも言われます。対義語は「緊縮財政」と呼ばれます。財政が悪化している現在のギリシャがまさにこんな状態になってますね。ばらまき自体は政策案の一つであり、問題はそれが良いか悪いかというところになるでしょう。

ばらまきが批判される理由

単に政府が私たちにお金をくれるのであればこれを「うれしくない」と感じる人はいないでしょう。お金はあって困るものではないですからね。国民に対して様々な補助金みたいなものがありますが、基本的にこれらの補助金が問題になることはあっても、ばらまきと批判されることはそれほど多くありません。

マスコミや新聞などが「ばらまき」と批判的に使うときは、こういった国民への放漫財政を時の与党が選挙直前に単発で行う時などです。こういった政策が批判される時は単純で、政策の目的が「選挙対策」や「長期的な効果がないと国民の大多数が考えている」時に批判されることが多いと感じます。「お金をもらえてうれしいけれど、日本のためにはならないのではないか」と思われる政策がダメということですね

ベーシックインカムは廃止しない限りずっと続く

それでは、ベーシックインカムはどうでしょうか? この政策も放漫財政という意味では正しい、つまりばらまきであるといえるかもしれません。もし単純にお金を国民に支給することだけを考えて政策を作った場合、日本の財政は一気に悪化することは間違いないでしょう。

ベーシックインカムは短くても一度導入されれば長続きする政策になる可能性は十分あります。さすがに何も考えずに政策を組むことは考えにくいですが、ベーシックインカムの最大の問題点として挙げられている財政問題に対して納得のいく説明ができないとベーシックインカムの制度も結局は「ばらまき」と批判されてしまうことになるかもしれません。

過去に定額給付金という政策が実行されました。一定の経済効果は見込めたようですが、さまざまな問題点も多く指摘されました。もしベーシックインカムの導入を本格的に検討するのであればこれらの経験も踏まえて、国民が納得する政策を行うように私たちも見守っていくべきでしょう。

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