ベーシックインカムの導入でGDPはどうなる?

ベーシックインカムとGDPの関係について考えてみたいと思います。

GDPとは?

まず、ニュースでも時々よく聞くGDPという言葉について説明します。

GDPとは国内総生産と呼ばれ、簡単に言うと「日本全体で価値のあるものを生み出したモノの全て」といったところでしょうか?

モノといってもいろいろあります。わかりやすいものでいうとスーパーで売られている食料品や電化製品屋で売られている冷蔵庫や洗濯機、自動車メーカーが作った車などはもちろん、1泊するのに宿泊するホテルなどは私たちに「宿泊」というサービス(モノ)を生み出しています。

要するに、私たちが何かお金を使うときにGDPはその都度増えると考えればいいと思います。

働く人が少なくなればGDPは減少する可能性がある

モノを生み出すためには誰かが働かなければなりません。日本にある有名な大手メーカーも従業員が一斉にやめてしまったら社長一人がモノを生み出す必要がありますが、当然前よりも生産率は大幅に落ちるでしょう。もしかしたら一人ではできないので何も生み出せなくなるかもしれません。

一斉にやめるとまではいかなくとも、ベーシックインカムの導入によって問題点として指摘されている勤労意欲の低下が現れて従業員がやめて行った場合、日本全体のGDPが下がることは間違いないでしょう。

ただし、必ず下がるとは限らない

ですが、現代においては必ずしも下がるとは限りません。日本全体では下がるかもしれませんが、企業によっては従業員が減ってもあまり問題はない可能性があります。

その企業とは、従業員がやめても生産率が落ちないような対策、工夫を行っている企業です。

例として、私たちの近くにあるかもしれない回転すし屋さんを例に挙げてみましょう。

普通の回転すしでは基本的にこういった作業の繰り返しだと思われます

魚をさばく→寿司を握る→できた寿司を回転レールに乗せる→お客様が寿司を食べる(モノが売れる、GDPが上昇する)→食べ終わった皿を洗う

私は寿司屋さんで働いたことはないのでこれは私の想像です。最近では注文して特定のネタが流れてくる店もありますよね。

しかし、従業員がやめていくと人手不足となり、お客様に提供できる寿司の量が減ってしまいます。ないとは思いますが、回転レールにぜんぜん寿司が来ないなんてことも考えられます。こうなってくると回転すしの売り上げは減少し、それはそのままGDPの減少となります。

では、従業員が減っても前と同じだけ寿司を提供できるとしたらどうでしょうか? 人手不足だからそんなのできるわけがないと思っている人がいるかもしれませんが、下の動画を見ればそれは十分可能だということがわかります。

出典:株式会社 トップ

シャリを自動で作り出してくれる機械です。さすがにこれだけで回転すしのほとんどの業務を回すことは難しいですが、1人や2人がやめても代わりにこれを導入すれば生産性は落ちないかもしれません。機械を使えば人がいなくても生産性を落とさずに維持することは十分に可能であると考えられます。

こういった自動で何かをしてくれる機会が今後も発達すれば働かない人が増えたとしてもGDPの減少を抑え、あるいは維持することができるかもしれません。それは同時に人の仕事が機械に置き換えられますので、「人が働く時代の終わり」を意味しているのかもしれませんね。

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