ベーシックインカムは少子化対策に有効か?

ベーシックインカムと少子化問題について考えてみたいと思います。

日本の出生率は下がり続ける一方

日本の出生率は1950年代は3~4と高い水準でしたが、そこから徐々に下がり続け、現在においては1.5も下回っている状況が続いています。

1550

引用:合計特殊出生率の推移(日本と諸外国) – 社会実情データ図録

人口を維持するためには少なくともこの出生率が2.07を上回る必要があるとされていますが、上の表を見ると日本以外のアメリカやイギリスといった国でも出生率がこの2.07というラインには届いておらず、この状況が続いた場合これらの国の人口は将来的に減少していくということになります。

子どもを多く作らない理由

この出生率の低さ、言い換えればあまり子どもを作らなくなった理由とは一体何なのでしょうか?

まずは、そもそも結婚する人が減ったということが原因として挙げられるでしょう。未婚率も年度を重ねるごとに上昇する傾向が続いており、子どもを作る以前に結婚しない、していない人が増えたことが原因の一つといえるでしょう。

また、結婚している世帯であったとしても子どもを作らないとする家庭もあるようで、その理由は様々のようです。

理由1. 晩婚化が進み、出産に対して怖さがあるから

理由2. お互いに仕事をバリバリやっているから

理由3. 子供が苦手だから

理由4. 今の生活スタイルを壊したくないから

理由5. 親になる自信が持てないから

引用:なぜいらない?子供を作らない夫婦が増加している理由はコレ! – 楽婚の花嫁サロン

晩婚化、女性の社会進出、そして生き方の多様化など、昔と比べて変化した環境が出生率の低下につながっているようです。

ベーシックインカムで解決可能か?

では、ベーシックインカムを導入すれば少子化は解決されるのでしょうか?

結論から言うと、「解決できるかもしれないが可能性は低い」といったところでしょうか?

もちろん、経済的な理由で結婚できない、あるいは子供が作れない人はベーシックインカムの導入によって結婚し、子供を作ることも考えられるでしょう。しかし、「今は仕事を頑張りたい」「自由でいたい」などと考えている人はベーシックインカムが導入されたとしてもそれが少子化解決のために使われる可能性は低いでしょう。結局のところ子供を作るかどうかは夫婦が決めることですからベーシックインカムの導入は間接的な影響は出せても、直接的な解決方法にはならないでしょう。

政府はお金を国民にあげることはできても、子供を産ませることを強制することはできません。少子化問題を解決したいのであれば、ベーシックインカムにプラスして何らかの政策を行う必要があるでしょう。

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