ベーシックインカムの導入国はどれくらいある?

ベーシックインカム制度は現在、世界で議論が起こっています。まだ本格的に導入を検討する国が少ないため、あまりニュースにはなっていない気もしますが、議論が行われているのは確かです。

まだ本格的な導入国はないが、一部導入や実験を行っている国はある

ベーシックインカムは社会の仕組みを大きく変えてしまう制度なので、いきなり導入する国はなく、実験としての支給を行っているにとどまっています。

ベーシックインカムが導入あるいは導入の検討がされている国についてまとめてみます。

※この内容は2016年8月現在の状況をまとめています。

スイス

ベーシックインカム制度が実際に導入されるかが国民投票で行われるまでに至った国です。導入経緯や結果などの詳しいことは個別記事で説明しています

フィンランド

フィンランドはベーシックインカム制度を導入するかどうかを調査している段階だと思われます。発表された当初は誤報が飛び交うまでの話題となりました。フィンランドに関しても個別記事で詳しく説明しています。

オランダ

オランダでは、オランダの第4の都市であるユトレヒトという都市で試験的にベーシックインカム制度を導入することを決定していて、2016年1月から少人数のみですがすでに支給されているようです。オランダ全体ではありませんが、ベーシックインカム制度が実際に導入される数少ない都市として注目が集まっています。

今回のユトレヒト市の「ベーシック・インカム」実験は、ユトレヒト大学との連携により、2016年1月から実施される。

(中略)

実験の対象者は、既存の社会保障給付の受給者約300人であり、一人当たり900ユーロから夫婦・世帯当たり1300ユーロの範囲内で「ベーシック・インカム」を受け取る。このうち、少なくとも50人は、無条件に「ベーシック・インカム」を受け取るグループであり、実験期間中に就職したり、他の収入口
を得たとしても、引き続き「ベーシック・インカム」を受給し続ける。

引用:ヨーロッパにおける「ベーシック・インカム」(1) オランダ ユトレヒト市 – Japan Local Goverment Centre

2017年からはさらに新しい計画も予定されているようです。詳しくは個別記事で紹介しています。

アメリカ

なんと、アメリカでも一部地域のみですがベーシックインカムが導入されています。それはアラスカ州というところです。

アラスカ州の場合、州の居住者全員(1歳以上の赤ちゃんを含む全員)に対して、1年あたり1000~2000ドルを支給している。

引用:ベーシックインカム制度、アラスカ州では既に導入済み? – BusinessNewsline

アラスカ州についても個別記事で詳しく制度の内容を紹介しています。

このほかにも、EUを中心にベーシックインカムの導入を検討する国や自治体、そしてベーシックインカムの導入に意欲的な政党が出現しています。

一方、日本を含むアジア地域などにおいてはまだベーシックインカムという制度はあまり議論がされていないような感じがします。しかし、ヨーロッパでこのまま導入の勢いが流れれば、ゆくゆくは日本にもベーシックインカムの議論が活発化してくる可能性がありますね。

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