ベーシックインカムが導入されたら企業にはどんな影響が出る?

ベーシックインカムは一人一人の人々にとってはお金がもらえるうれしい制度ですが、もしあなたが会社や個人事業を行っているのであれば、ベーシックインカムが事業に与える影響を考える必要があるでしょう。

多かれ少なかれやめる人は出てくる

会社が現在置かれている状況は様々でしょう。「人件費がかかりすぎているから何とか削減したい」と考えている会社もあれば「人材不足で人が集まらない」と考えている人もいるでしょう。

ですが、多かれ少なかれ労働者は仕事をお金をもらうためにと割り切っている人がいることも事実です。あなたの会社に魅力があって、労働者が皆お金よりも仕事が楽しいと思っているのであればベーシックインカムが導入されたとしてもやめる人は多くないでしょう。

一方で、あなたの会社に(労働者にとって)大した魅力がなく、働いている人たちがお金のためと割り切っている人が多いのであればベーシックインカムの導入を境目に一斉に退職していくかもしれません。

人件費を削減したいと考えているのであれば企業にとってもメリット?

どれくらいの人が退職するのかはわかりませんが、人件費を少しでも削減したいと考えている企業にとってはメリットといえるでしょう。しかし、やめる人が全員お金のためと割り切ってやる気のない人ばかりと考えるのは少し危険かもしれません。

高いスキルを持った人が転職を選ぶかも

「自分のスキルに自信があり、給料がもっともらえる会社に転職したい」と考えている人にとっても、失敗した時のセーフティネットとなるベーシックインカムは心強いものとなる可能性があります。そうなると、会社にとって残ってほしいと思っている労働者に逃げられてしまうこともあるかもしれません。

人気のない会社からは人がいなくなる

一方で自分の会社、または会社がやっている事業が不人気で人手不足になっている場合はさらに深刻です。労働者の仕事の意識にもよりますが、もともと人手不足のところにさらに退職する人が出てくることになるでしょう。そうなるとたちまち会社の経営は立ち行かなくなり、最悪の場合倒産という形になるかもしれません。

一般的に知られている大企業ならともかく、少数で経営している中小企業にとってはベーシックインカム制度というものは経営にとって悪い方法に流れていく可能性があります。

2016年現在、まだ日本にはベーシックインカムという制度の認知度も低い状況ですが、海外で盛り上がっているベーシックインカムの波が日本にも流れてきた場合、経営者にとっては難しい判断を迫られる時が来るかもしれませんね。

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